
Zisola / ジゾラ
マッツェイ家が紡ぐ、シチリア南東部の新たな物語
シチリア南東部、ネロ・ダーヴォラの原産地と言われる土地に、マッツェイ家が新たなプロジェクトを立ち上げたのが2003年でした。
50haの土地を所有し、24haでネロ・ダーヴォラ、グリッロ、カタラットなどのシチリア原産のぶどうを栽培しています。畑は海抜90~130mにあり、周りをオリーブやアーモンド、果物の木々で飾られた壮大な自然に囲まれた完璧な場所にあります。1haあたり5500本という高植樹密度でぶどうを植えており、シチリアの伝統であるアルベレッロ仕立てを採用しています。典型的な地中海性気候で、冬は温暖で夏は暑く乾燥しますが、イオニア海の涼しい海流によって緩和されています。
土壌は石灰岩に富んでいます。小さいながらも効率的なワインセラーを設け、醸造用の温度管理されたステンレスタンクと、ワインを熟成させるための約350個のオーク樽を用いて複雑さと繊細さ、緻密なテクスチャーとエレガンスを持ったワインを生産しています。