オコーネ社は1910年、創業者のジュゼッペ・オコーネがカンパニア州サンニオ県ポンテに設立しました。
それから時代が流れ、息子のルイジ、そして孫のドメニコへと受け継がれています。
ボトリングを始めたのはルイジの時代、1950年代でした。60年代に入り、栽培する葡萄品種を地元の品種に限定するようになりました。それらは今でも栽培しているアリアニコ、フィアーノ、ファランギーナなどです。
そして2018年、オコーネブランドの経営権は現在の所有者であるエウヴィティス社へ移り、カンパニアの伝統を守りながら最新の醸造技術を積極的に取り入れ、クラシックながらもモダンなスタイルのワイン造りをしています。タブルノを中心に全20haのブドウ畑を所有、醸造するワインは全13種類で年間に120,000本を生産します。全てのワインの裏にはワイン造りへの情熱、テロワールと文化に対する感謝が隠されています。
最も新しいレンジである「ボゾヴィッチ」のラベルは、1920年代にオコーネ社の広告に使用されていた、自由をモチーフとしたポスターを元にしており、ワイン名はそのデザイナーであるセルジオ・ボゾヴィッチから付けられています。伝統と革新の融合をテーマに生まれたボゾヴィッチシリーズはジェームズ・サックリングなどでも高いポイントを獲得、新時代のワインとして国内外で愛飲されています。
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